15回目となる会合では、盛山文部科学大臣と、中国、韓国の文化担当の閣僚が出席し、今後の文化交流の進め方を掲げた「京都宣言」を採択しました。

この中では、文化芸術はイノベーションなどの原動力だと指摘し、3か国でこの分野への投資を進めていく必要性を強調しています。

そして、首脳間の合意で来年からの2年間を3か国の「文化交流年」と位置づけていることを踏まえ、若い世代を中心に、文化芸術面での交流や協力をいっそう充実させていくとしています。

また、文化産業もデジタル化が進み、アニメやゲームなどのコンテンツづくりを担うクリエーターの支援や著作権の保護などがより重要になっているとして、連携して対応を強化していく方針も明記しています。

さらに、毎年3か国の都市を選んで交流事業を展開する「東アジア文化都市」について、来年は神奈川県鎌倉市などを選定し、世界に魅力を発信する取り組みの推進なども盛り込んでいます。

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