自民党総裁選(27日投開票)に向け、共同通信社が国会議員票や党員・党友票(地方票)の動向を探ったところ、9候補のうち小泉進次郎元環境相、高市早苗経済安全保障相、石破茂元幹事長の3人が先行している情勢が分かった。
1回目の投票でどの候補も計734票の過半数を獲得できず、上位2人による決選投票となる公算が大きい。15、16両日に実施した自民支持層を対象とした電話調査にこれまでの取材状況を加味した。
総裁選の期間はまだ10日間残っているうえ、約2割の議員が投票先未定のため、情勢はなお流動的だ。
自民支持層電話調査で新総裁に誰がふさわしいか尋ねたところ、高市氏が27.7%でトップだった。石破氏23.7%、小泉氏19.1%が続いた。総裁選の投票資格がある人に限れば、小泉氏27.9%、高市氏21.4%、石破氏19.7%の順だった。〔共同〕
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