森屋宏官房副長官は17日の記者会見で、15日に共和党のトランプ前米大統領の近くで銃を所持していた男が拘束された事件に触れた。「こうした暴力行為は、いかなる理由があっても正当化できるものではない」と述べた。
トランプ氏は支持者向けのメールで「私は無事で元気だ。誰もけがしていない」と記した。米メディアによると、拘束されたライアン・ラウス容疑者(58)は16日、重罪犯による銃器所持などの罪で訴追された。
森屋氏は日本の要人警護については「警察と主催者並びに施設管理者が十分に連携を図り、安全の確保に向けた取り組みを進めていくことが重要だ」と答えた。2022年に発生した安倍晋三元首相に対する銃撃事件や、23年の岸田文雄首相への爆発物を使用した襲撃事件を踏まえた。
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