自民党総裁選挙で高市経済安全保障担当大臣が国政レポートを党員らに郵送し、党内から「不公平が生じる」という指摘が出ていることを受けて、党執行部は17日、選挙管理委員会に改めて対応を検討するよう指示しました。
これを受けて、高市氏の地元事務所の木下剛志秘書が18日、奈良県庁で記者会見し、国政レポートは選挙管理委員会が文書の郵送を禁止した今月4日より前に発送を終えていて、ルールには違反していないと主張しました。
その上で、党執行部の対応について「異常性を感じた。選挙管理委員会に党執行部が圧力をかけることはわれわれの常識では考えられない。権力者としてのきょうじと自制を強く求めたい」と批判しました。
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