【ウィルミントン共同】岸田文雄首相は米東部デラウェア州ウィルミントンで21日(日本時間22日)、オーストラリアのアルバニージー首相と会談した。経済安全保障分野での協力強化を確認。「核兵器のない世界」の実現に向けて緊密な連携を申し合わせた。
岸田首相は、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り、中国が全面停止してきた日本産水産物の輸入を再開する方針で合意したことを説明し、アルバニージー氏から前向きな評価を得た。両氏は若い世代の交流の重要性でも一致した。
岸田首相はインドのモディ首相とも会談し「今後とも両国で協力してグローバルガバナンスに取り組みたい」と伝えた。
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