【ウィルミントン(デラウェア州)=永富新之丞】岸田文雄首相は21日(日本時間22日)、オーストラリアのアルバニージー首相とおよそ35分会談した。経済安全保障の分野で協力を強化すると確認した。「核兵器なき世界」の実現に向けた連携でも一致した。

岸田首相は同日、インドのモディ首相とも20分ほど会談した。多国間で協調し課題解決をめざす「グローバルガバナンス」に日印も取り組む方針を示した。モディ氏は岸田首相のもとで日印関係が飛躍的に発展したと謝意を伝えた。

豪州、インドとの会談は日米豪印4カ国の枠組み「Quad(クアッド)」の首脳会議にあわせて訪問中の米東部デラウェア州のウィルミントンで開いた。

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