立憲民主党の新代表に選出され、挨拶する野田佳彦氏(23日、東京都港区)

立憲民主党の新代表の野田佳彦氏は1957年生まれの67歳で、衆院千葉4区選出の当選9回。早大政経卒、松下政経塾に1期生で入り、千葉県議2期を経て1993年衆院選に日本新党から立候補して初当選した。

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2期目をめざした96年衆院選で落選を経験した。民主党時代の2002年に当選2回で初めて代表選に挑戦した。同年は国会対策委員長に起用された。2度目の国会対策委員長の在任中には偽メールを根拠に同党議員が国会で質問した問題を受けて引責辞任した。

民主党政権では10年から菅直人政権で財務相を務めた。11年9月に第95代の首相に就任。12年11月、自民党の安倍晋三総裁(当時)との党首討論で国会議員の定数削減を条件に衆院解散の期日に言及した。翌月の衆院選で大敗し、下野した。

民進党時代の16年には蓮舫代表のもとで幹事長を担った。17年に同党が希望の党への合流騒動で揺れると、直後の衆院選は無所属で戦った。20年に立民に合流した。党内では自身が中心のグループ「花斉会」を率いる。

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