兵庫県の斎藤知事がパワハラの疑いなどで告発された問題で、県議会は先週19日に「県政に深刻な停滞と混乱をもたらした政治的責任は免れない」として全会一致で不信任を議決しました。

これにより今月29日までに辞職・失職するか、議会を解散するかの判断を迫られている斎藤知事は、3連休明けの24日午前、県庁に登庁した際に記者団の取材に応じました。

この中で斎藤知事は「どのように対応するか3連休も考えてきた。私も人間で、『鋼のメンタル』と言われている面もあるみたいだが、苦しい胸の内や思い悩むことも多々ある。白紙ではなく、だいぶ固まってきている」と述べました。

そのうえで「改革を進めていきたいという思いは今も明確に持っている。最終的にどのようにするか、本当に厳しい判断なので、いろいろ揺れ動きながら考えている。気持ちが固まりしだい説明する場を作りたい」と述べ、今週中にも記者会見して判断を明らかにする考えを示しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。