【立民代表選 結果】野田新代表 党役員骨格人事「刷新感重要」

立憲民主党の野田新代表は、執行部の骨格となる人事を24日中に決める方針で、午前中は議員会館の事務所でみずからに近い議員と意見を交わすなど、調整を進めています。

野田氏は23日「私にはない刷新感を骨格人事の中でどうやってつくるかは重要な観点だ」と述べました。

これまでに国会対策委員長に笠浩史国会対策委員長代理を起用する意向を固めたほか、要職に中堅議員を起用する案などが出ています。

このあと午後1時から開かれる両院議員総会で人事案を発表し、承認を得たい考えです。

野田氏としては新執行部の骨格人事をかためた上で、早期の衆議院解散に備えて、小選挙区の候補者のさらなる擁立や、公約づくりなど選挙に向けた準備を急ぐ方針です。

国民 玉木代表「新体制の人事 よく見極め今後の対応」

国民民主党の玉木代表は記者会見で「党のトップが誰になろうと何らかの連携をするには外交・安全保障、エネルギー政策、憲法など基本政策の一致が必要だ。エネルギー政策について野田氏は代表選挙で現実的な発言をしていたが、党の綱領には『原発ゼロ』と書いてあるので現実路線に変わるのかどうかはまだよく分からない」と述べました。

その上で「新体制の人事もこれから決まるので、よく見極めたうえで今後の対応も決めていきたい」と述べました。

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