木原稔防衛相は24日の記者会見で、海上自衛隊の護衛艦「すずつき」の艦長が7月に交代したことを明らかにした。理由は明確に説明しなかった。同艦は7月に中国領海を事前通告なしに一時航行した。事実上の更迭とみられる。

艦長が正確な位置を把握せずに誤って領海に侵入した。国際法では沿岸国の安全を害さない限り領海を通航できる「無害通航権」が認められている。海自艦が事前通告なしに中国領海に入ったのは初めてだった。

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