立憲民主党の野田代表は25日朝、東京 板橋区の駅前で23日、代表に選出されてから初めて街頭演説を行いました。

この中で、政治とカネの問題について「『裏金事件』は『脱税事件』であるにもかかわらず、自民党に深い反省があるとは思えない。説明責任を果たそうとせず党の処分も甘すぎで、衆議院選挙でペナルティーを与えなければならない」と訴えました。

このあと野田氏は記者団に対し、来月1日に召集される臨時国会について「政治改革は引き続き大きなテーマで、予算委員会で関係議員の証人喚問を行う必要がある。できるだけ多くの党と一緒に行動するため、主導的な役割を果たしていきたい」と述べました。

また、石川県能登地方の大雨被害を受けて、臨時国会で、復旧・復興に必要な補正予算案を成立させる必要があるという認識を重ねて示しました。

一方、24日決定した新執行部の人事に党内から不満が出ていることについて「中堅議員に大きな役割を果たしてほしい気持ちは前から持っていた。万人が納得する人事はないかもしれないが、もともと私が強く思い描いていたので、踏み切らせてもらった」と述べました。

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