厚生労働省は25日、マイナンバーと健康保険証のひも付けミスが新たに545件あったと公表した。誤登録は既に判明している分を含めて計約9200件となった。政府は昨年、マイナンバーに別人のデータが登録されていないか総点検を実施。健康保険証のデータに関しては、健康保険組合などによる点検とは別に住民基本台帳との照合を進めていた。

 河野太郎デジタル相、武見敬三厚労相、斎藤健経済産業相は同日、東京都内のイベントに出席し、マイナカードと一体化した「マイナ保険証」の利用促進を宣言した。メリットの発信を強化し、医療機関や薬局で利用を積極的に呼びかけてもらうことで利用率の向上に取り組むとした。

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