立民 野田代表「『裏金』問題の再調査 国会でただしていく」

立憲民主党の野田代表は、議員会館の事務所で、自民党総裁選挙の投開票の様子をテレビで見ながら、決選投票の開票作業が始まると、「次の対戦相手が誰になるかワクワクするような、ドキドキするような気持ちだ」と述べました。

そして石破氏が新しい総裁に選出された際には驚いた様子をみせたあと、テレビに映し出される石破氏の様子をじっと見つめていました。

このあと記者団に対し「石破氏のラストチャンスの総裁選挙にかける執念を感じた。論戦を逃げないタイプなので、がっぷり四つに組んで、どちらが押し切るかという論戦をやりたい。腕が鳴る」と述べました。

その上で「『裏金』問題の再調査について、総裁選挙に立候補していた候補者全員が後ろ向きだったので、そのことを石破氏に尋ねたい。旧統一教会との関係も再調査が必要で、しっかりと国会でただしていく」と述べました。

そして、早期の衆議院解散・総選挙について「十分ありうると考えて準備していかなければならないが、私たちは石川県能登地方の復旧・復興に向けた補正予算案を成立させるため予算委員会を開くことを望んでいる。まずは石破氏がそれを飲むのかを試したいし、石破氏ならば党首討論も逃げないのではないか」とけん制しました。

維新 馬場代表「ならないことは徹底的に戦う」

日本維新の会の馬場代表は記者会見で「石破氏は総裁選挙にチャレンジを続けてきていて『人間はこつこつまじめにやることが必要だ』と示された素晴らしい結果ではないか。しがらみのない有言実行の政治をやってほしいし、改革にかけるマインドがどれくらいなのか議論を通じてつまびらかにしたい。国家・国民のためになることは協力し、ならないことは徹底的に戦う基本姿勢は変えずにやっていく」と述べました。

その上で、衆議院の解散・総選挙の時期について「豪雨災害の被害を受けた石川県の皆さんは選挙よりも生活の復旧を求めているし、政治とカネの問題に端を発した政治不信もきちんと解決すべきだ。議論をしないで、いきなり選挙をすることは国民の理解を得られない」と述べました。

れいわ 山本代表「踊り子が変われど 振り付けは一緒」

れいわ新選組の山本代表は、コメントを発表し「踊り子が変われど、振り付けは一緒。経団連とアメリカの奴隷である自民党は倒すしかない」としています。

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