岸田文雄首相は29日、官邸に隣接する公邸から東京・神宮前の私邸への引っ越し作業を進めた。10月1日召集の臨時国会で自民党の石破茂総裁が新首相に指名される見通しで、岸田首相は近く公邸から退去する。
29日は午前9時ごろから秘書が慌ただしく公邸に出入り。大きな荷物を運び出す様子も見られた。首相は午後3時過ぎに私邸に入り、荷物の片付けや整理に当たった。首相は最近、衆院第1議員会館の自身の事務所にも複数回入っており、官邸から拠点を移すのに備えた。〔共同〕
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