鳥取県南部町が次期衆院選で投票所の「オンライン立ち会い」の導入を検討していることが30日、町選挙管理委員会への取材で分かった。町選管によると、オンライン立ち会いは投票所に最低2人必要な立会人の役割を遠隔地で担うことができ、国政選挙での実施は全国初とみられる。

 選管の想定では、期日前投票期間中に記載台を設けたテントを山間部の集落に設置し、隣に通信機能を備えたワゴン車を配置。投票の様子を現場で立会人1人と投票管理者が見守る一方、もう1人の立会人がいる町役場にカメラで中継する。

 町は10月13日投開票の町長選と町議選の期日前投票期間中にもオンライン立ち会いを実施する方針。

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