衆院は1日の本会議で臨時国会の会期を9日までと決めた。立憲民主党などは9日間では十分な審議時間を確保できないとして反対した。
与党は本会議前の衆院議院運営委員会の理事会で4日に首相の所信表明演説、7、8両日に衆参両院で代表質問、9日に党首討論を開く方針を提案した。野党は受け入れなかった。
立民、日本維新の会、共産、国民民主の野党4党の国会対策委員長は本会議の前に会談し、9日間という短い会期は認められないとの認識で一致した。立民の笠浩史国対委員長は会談後、記者団に「議会を軽視するような対応は断じて許されない」と語った。
野党は石川県能登地方の豪雨に対応する補正予算案の早期編成や自民党派閥の政治資金問題を受けた関係議員の政治倫理審査会への出席を求めている。自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係を巡る再調査および国会報告も要求している。
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