石破茂首相(自民党総裁)は1日の記者会見で、次期衆院選で政治資金収支報告書に不記載があった議員を公認するかどうかの判断について答えた。記載状況や政治活動以外の使途の有無、再発防止策を聞いたうえで判断すると説明した。書面による提出の可能性にも触れた。
「必要であれば公認権者の私自身が国民に納得していただけるような説明をする」と述べた。「党として選挙区でどれぐらいの支持をいただいているのかをきちんと把握しながら公認するか否かを決定する」とも話した。
政治資金問題の再調査は「新しい事実が判明すれば、調査が必要だと認識している」と説明した。「必要があれば行うが現在そういう状況にあるとは承知していない」とも語った。「国民が納得し、共感を得たという状況にはない」との認識も示した。
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