石破総理大臣と日銀の植田総裁は2日夕方、総理大臣官邸でおよそ20分間、初めてとなる会談を行い、金融・経済情勢について意見交換をしました。
会談のあと、植田総裁は記者団に対して「石破総理大臣には2点申し上げた。日銀の金融政策について極めて緩和的な状態でしっかり経済を支えていく状態にあること。また、日銀の見通しどおりに経済が動いていけば金融緩和の度合いを調整していくことになるが、本当にそうかどうかを見極めるための時間は十分あると考えていて、丁寧に見ていきたいということを申し上げた」と述べました。
そのうえで引き続き政府と日銀が緊密に連携していくという認識で一致したと明らかにしました。
また植田総裁は「石破総理大臣から金融政策について具体的にこうしてほしいというような話はなかった」と述べました。
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