岩屋毅外相は4日、就任後初めて韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外相と電話で25分間ほど協議した。2025年の国交正常化60周年の機会を捉えて、さらなる交流を後押しする環境を醸成することで一致した。
電話協議後、外務省内で記者団に「趙氏にも(日本に)ぜひ来ていただきたいし、私もできるだけ早く韓国を訪問したい」と話した。「両首脳がシャトル外交をやるような時代に入っている。外相同士もシャトル外交をぜひやりたい」と意気込みを語った。
「両国の良好な関係を持続可能なものとしていくためには相互理解がさらに深まることが重要だ」と強調した。日本人拉致問題や核・ミサイル問題など北朝鮮への対応でも緊密に連携すると申し合わせた。
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