公明党の石井啓一代表は8日の記者会見で、衆院選比例代表の目標得票数を示さなかった。「今回最重要なのは得票数より議席数だ。そのためには得票率がより重要な指標になる」と述べた。候補を擁立する11小選挙区での全員当選と、比例の現有23議席以上を目標に挙げた。公明は2021年衆院選と22年参院選で目標に掲げた比例代表800万票に及ばず、支持母体・創価学会の組織力低下が指摘されている。

 党として長年採用してこなかった小選挙区候補の比例重複について「方針が決まっているわけではない。各ブロックの判断になる」と述べた。自身は重複立候補をしない考えを示している。

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