衆院の議場で解散が宣言された際、野党議員側の多くが恒例の万歳三唱に応じず、石破茂首相のスピード解散に抗議の姿勢を示した。額賀福志郎議長の解散詔書の読み上げがゆっくりだったため、与党議員側の万歳三唱もそろわなかった。
万歳三唱の理由は「選挙前に気勢を上げて士気を鼓舞する」など諸説ある。議長が読み上げた後に与野党議員が唱和するケースが多い。
今回、額賀議長は野党4党が提出した内閣不信任決議案について「議題とする」と、いったん述べた。その直後に、紫の袱紗に包まれた解散詔書が林芳正官房長官によって届けられ、不信任案の審議を飛ばして解散を宣言する流れとなった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。