衆院が解散された。共同通信社の9日までの調べで、第50回衆院選には小選挙区で1078人、比例代表単独で116人の計1194人が立候補の準備を進めている。うち女性は262人。現行憲法下の衆院選で最多となる見通しだ。与野党は15日の公示を控え、候補数積み増しへ調整を加速させる。自民は派閥裏金事件を巡り、一部を非公認。野党は候補調整が進んでいない。
2021年の前回衆院選は、現行制度下で最少の1051人だった。各党は今後、小選挙区と比例代表の重複立候補者や、順位付きの比例名簿を発表する。これまで女性の候補者数が最も多かったのは09年衆院選の229人。
各党の立候補予想者は自民291人、立民208人、日本維新の会163人、公明党53人、共産党234人、国民民主党42人、れいわ新選組29人、社民党17人、参政党94人。このほか諸派8人、無所属55人が出馬を予定している。小選挙区289、比例代表176の計465議席を争う。
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