立憲民主党の野田佳彦代表は12日の日本記者クラブ討論会で、衆院選での野党連携に関し、15日の公示まで協力を模索する考えを強調した。「小選挙区で野党がどれだけ勝てるかがポイントだ。最後まで対話を続けたい」と述べた。共産党は、立民が安全保障関連法廃止に慎重姿勢だとして、困難との立場を崩さなかった。日本維新の会、国民民主党は選挙後の連携に含みを残した。
野田氏は「候補者を絞った方がいい」と主張。共産の田村智子委員長は立民との間で「野党共闘の基盤が損なわれている」と説明。野田氏が裏金事件の自民前職の対抗馬一本化を唱えている点にも「共産が候補を降ろすのを前提とするのはいかがなものか」とした。
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