沖縄県・尖閣諸島の魚釣島(奥)周辺を航行する、海上保安庁の巡視船(手前)と中国海警局の船舶(27日午前)=共同

自民党の稲田朋美幹事長代理ら超党派の国会議員5人は27日、沖縄県・尖閣諸島の周辺海域を視察した。視察は石垣市の調査に同行する形で実施した。稲田氏は視察後、日本経済新聞の取材に「粛々と資源調査や開発を行うことが日本の施政下にあると示すことにもなる」と話した。

視察中には中国海警局の船が領海内に侵入し、海上保安庁の巡視船が対応した場面もあったという。稲田氏らは自民党の議員連盟の「尖閣諸島の調査・開発を進める会」として、尖閣諸島の調査や開発を政府主導で進める議員立法を検討している。

視察は山田宏、青山繁晴両氏らも参加した。

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