衆院東京15区、島根1区、長崎3区の3補欠選挙は28日午前7時から投票が始まった。一部を除き午後8時に締め切られ、即日開票される。夜にも大勢が判明する見通しだ。

3補選は自民党派閥の裏金事件後初の国政選挙で、「政治とカネ」の問題が最大の争点。結果は岸田文雄首相(自民総裁)の政権運営や衆院解散戦略に影響する。自民は東京、長崎の2選挙区で候補擁立を見送り、不戦敗が確定する異例の展開となった。

投票率は、東京15区が正午現在8.85%、島根1区が午前11時現在14.33%、長崎3区が午前10時現在6.33%だった。2021年衆院選と比べ、それぞれ5.47ポイント、1.03ポイント、4ポイント下回った。

国会議事堂=1月26日、東京・永田町

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