衆院の三つの補欠選挙が28日、投票されました。自民党は与野党一騎打ちとなった島根1区に敗れ、候補者の擁立を見送った東京15区と長崎3区と合わせ全敗した。派閥の裏金事件を受けて「政治とカネ」問題への姿勢が問われた岸田文雄首相には厳しい結果となりました。今後の政権運営への影響が避けられない状況です。各地の動きをタイムラインでお伝えします。

東京15区補選の候補者の演説を聴く人たち=2024年4月16日午前11時35分、東京都江東区内、太田原奈都乃撮影
  • 春の衆議院議員補欠選挙 2024 候補者一覧

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東京15区、午後6時投票率は21.62%

 衆院東京15区(江東区)の補選は28日、投票が続いている。都選挙管理委員会によると、同日午後6時現在の投票率は21・62%で、2021年の前回衆院選を11・69ポイント下回っている。

衆院東京15区補欠選挙の投票所には、朝から多くの人が訪れ、投票をしていた=2024年4月28日午前10時21分、東京都江東区、吉田耕一郎撮影
衆院東京15区補欠選挙で投票する人=2024年4月28日午前10時40分、東京都江東区、吉田耕一郎撮影

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長崎3区、午後6時投票率は17.08%

 長崎県選挙管理委員会は衆院長崎3区補選の投票率について、午後6時時点で17.08%だったと発表した。前回2021年衆院選の同時刻現在の投票率31.58%と比べて14.5ポイント下回っている。

 27日までの期日前投票者数は3万5194人で、選挙人名簿登録者数の15.19%だった。

 長崎3区補選は、自民党衆院議員だった谷川弥一氏が、安倍派の裏金事件で辞職したことに伴うもの。自民が候補擁立を見送り、立憲民主党と日本維新の会の野党候補の一騎打ちとなっている。

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島根1区、午後6時投票率は30.04%

 28日投開票の衆院島根1区補選の中間推計投票率は、同日午後6時現在で30.04%。前回衆院選の同時刻を4.15ポイント下回っている。島根県選挙管理委員会が発表した。

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