元日の能登半島地震や9月の記録的豪雨で被災した石川3区で、自民党前職の西田昭二総務政務官が立憲民主党前職の近藤和也氏に敗れることが確実になった。選挙戦では被災地の復旧、復興策を巡って論戦が交わされた。
西田氏は政務官としての経験をアピールし岸田文雄前首相も応援に駆け付けたが、及ばなかった。事務所で支持者を前に「私の力不足だ。どのような立場になろうと能登半島の復旧復興に尽力したい」と述べた。
近藤氏は被災者から聞き取った課題を国会に届けてきたと選挙戦で主張。豊富な活動量を背景に幅広い層に浸透した。
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