簗和生氏

 衆院選では当選者と次点が200票前後の僅差で勝敗が決まった選挙区があった。保守分裂となった栃木3区では自民党前職が無所属新人を178票差で制し、群馬3区では自民前職が立憲民主党元職に214票差で勝利した。

 栃木3区は、派閥裏金問題で党役職停止処分を受けた旧安倍派の簗和生氏と、無所属新人の渡辺真太朗、立民新人の伊賀央の3氏による争い。伊賀氏が裏金問題で攻勢をかけ、簗氏と渡辺氏が保守票を奪い合う三つどもえの激戦となった。群馬3区は、自民の笹川博義氏と立民の長谷川嘉一氏が一騎打ちで争った。

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