自民党派閥の裏金事件後初の国政選挙となった衆院東京１５区、島根１区、長崎３区の補欠選挙が２８日、投開票され、自民党は唯一候補を立てた島根を落として全敗となることが確実となった。立憲民主党は９人乱立の東京、日本維新の会と一騎打ちを展開した長崎を含めて完勝の見通し。

東京１５区は公職選挙法違反（買収など）事件で柿沢未途前法務副大臣（自民離党）＝有罪確定＝が議員辞職したことに伴う。立民新人で元東京都江東区議の酒井菜摘氏（３７）が、維新新人の金沢結衣氏（３３）＝教育無償化を実現する会推薦＝、小池百合子都知事が支援した無所属新人の乙武洋匡氏（４８）＝国民民主党推薦＝、無所属新人の須藤元気氏（４６）ら８人を下した。【時事通信映像センター】

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