自民党は、大敗した衆院選の敗因を総括するため、党所属の衆参両院議員が出席する懇談会を来週開催する方向で調整に入った。11月7日を軸としている。関係者が31日、明らかにした。石破茂首相(党総裁)や森山裕幹事長ら党執行部の責任を問う声が上がる可能性がある。
執行部は、11月11日召集が見込まれる特別国会の首相指名選挙で石破氏に投票する方針も確認したい考えだ。
衆院選では、派閥裏金事件に関係し非公認となった候補が代表を務める党支部に対し、公認候補の政党支部と同額の2千万円が党本部から支給されたことが終盤に判明。与党過半数割れとなった選挙結果に影響したとの見方が相次いでいる。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。