政府は海賊対策にあたるため、2009年からアフリカ東部のソマリア沖やアデン湾に、2020年からは日本に関係する船舶の安全を確保するのに必要な情報収集を行うため、中東地域に自衛隊の護衛艦や航空機を派遣しています。

現在は護衛艦1隻と航空機1機が対応していて、政府は今月19日の派遣期限を前に、5日の閣議で「重要な海上交通路での航行の安全確保に万全を期す必要がある」などとして、1年の延長を決定しました。

また、エジプトのシナイ半島で停戦監視にあたる、多国籍軍・監視団への自衛官4人の派遣についても、今月末の期限を1年延長することを決めました。

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