自民党の小野寺五典政調会長は5日午前、国民民主党の浜口誠政調会長と国会内で会談し、政府が策定する総合経済対策について週内に両党の政調会長間で議論を始めることで一致した。
小野寺氏が会談後、記者団の取材に応じた。経済対策や、その裏付けとなる今年度補正予算案の議論を始める。国民民主が主張する、所得税の課税対象となる「103万円の壁」の引き上げなどについても、両党の税制調査会で議論を進める見通しだ。
両党は先月末、経済対策などについて、公明党も交えた協議を進める方針で一致。自公の連立与党に国民民主を加えた3党による事実上の「部分連合」の枠組みが形成されることになる。国民民主の浜口氏は同日午前、公明党の岡本三成政調会長とも会談した。
自民はこの日、9日に公明、10日に日本維新の会、11日に国民民主、立憲民主党と党首会談を開くことを明らかにした。(伊沢健司)
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