公明党は7日、中央幹事会を党本部で開いた。10月の衆院選で落選し代表辞任を表明した石井啓一氏の後任として斉藤鉄夫国土交通相の推薦を決定。9日の臨時党大会で正式に選出する。自民党とともに少数与党として厳しい政権運営を迫られる中、党の立て直しが急務となっている。
石破茂首相は国交相の後任に、中野洋昌元経済産業政務官を起用する方向で調整している。
公明は衆院選で議席を公示前の32から24に減らした。石井氏のほか、党の次世代を担うと目される中堅有望株も複数落選。比例代表の得票数も初めて600万票に届かなかった。
石井氏は9月28日の党大会で就任したばかりだった。
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