公明党は9日、臨時党大会を東京都内で開き、先の衆院選で落選した石井啓一代表の後任に、斉藤鉄夫国土交通相(72)を選出した。来年夏には衆院選と並ぶ「政治決戦」と位置付ける参院選と東京都議選が控えており、斉藤氏は党の立て直しを急ぐ方針だ。

斉藤氏はあいさつで、衆院選の敗北について「『政治とカネ』の逆風を押し返せなかった。党の力量不足だ」と総括。「全党一丸となって立ち上がれば、反転攻勢は大きく前進する」と結束を呼び掛け、参院選などに「断じて勝利する」と強調した。【時事通信映像センター】

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