国民民主党の玉木雄一郎代表は12日、政府が11月にもまとめる経済対策の原案に盛り込んだガソリン価格補助金の継続を批判した。記者会見で「ただただ補助金を続ける。その代替措置もないのに段階的に縮小するだけなら全く受け入れられない」と述べた。

政府は経済対策の原案に、物価高対策として年内までだったガソリン補助金を延長し、補助金の支援額を縮めながら継続する方針を盛る。いまは1リットル175円程度に抑えているが、今後は上限を段階的に185円に上げる。見直し時期は今後詰める。

国民民主は価格高騰対策としてガソリン減税を訴えてきた。玉木氏はガソリン税への上乗せ課税の廃止などを改めて主張した。

所得税の納付が必要になる「年収103万円の壁」の引き上げについても「経済対策に書いてもらわないと困る」と強調し、12日の自民、公明両党との協議でも求める考えを示した。

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