政府・与党は14日、臨時国会を28日に召集する方針を固めた。野党側が求めてきた予算委員会は、「政治とカネ」をテーマとして、12月5、6両日に行われる見通しだ。
臨時国会は、石破茂首相にとって初の本格的な国会論戦になる。政府は、物価高対策などの総合経済政策の裏付けとなる補正予算案の成立と、政治資金規正法の再改正を目指す。
29日に石破茂首相の所信表明演説を行い、12月2~4日にかけて衆参両院の本会議で各党の代表質問を行う見通しとなった。
政府・与党内では、開会前に予算委を開催した上で29日に召集する案も検討されたが、一部野党がこれを拒否するなどしたため、28日召集とする方針が固まった。
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