石破茂首相が南米のペルーとブラジル訪問に合わせて実現を探っていた米国でのトランプ次期大統領との面会が見送られる方向になった。トランプ氏陣営が日本政府側に2025年1月の正式就任まで原則として外国の首脳に会わないと伝えた。
複数の日本政府関係者が16日、明らかにした。トランプ氏側は「各国から会談の要望があり今は難しい」などと伝えてきたという。
日本側はブラジルでの20カ国・地域(G20)首脳会議の後、米フロリダ州などを念頭に会談を打診していた。首相はトランプ氏の就任後、早期の面会をめざすことになる。
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