政府の新たな経済対策をめぐって、国民民主党は先週から、自民・公明両党と3党での政策協議を行っていて、18日も夕方から会合が開かれます。

これを前に、18日午後、国会内で党の会合が開かれ、先週、与党が示した経済対策の案をめぐって意見を交わしました。

会合では、出席した議員から「『103万円の壁』の見直しについて、与党案には具体的な文言がないのでしっかり対応するよう交渉してもらいたい」とか「ガソリン減税を行うことも盛り込むべきだ」といった意見が出されました。

これを受けて会合では、経済対策の内容に、「103万円の壁」を見直し、所得税の控除額などを引き上げることがわかるような文言を盛り込むことや、ガソリン減税の実施を明記するよう、与党側に要望する方針を確認しました。

国民 浜口政調会長「税制改正の議論につながる文言を」

国民民主党の浜口政務調査会長は記者団に対し「『年収103万円の壁』をいくらまで引き上げるかは税制改正での議論になるが、そこにつながるような文言を、政府の新たな経済対策の中にしっかり明記してもらうというのがわれわれの基本スタンスだ」と述べました。

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