自民党の松山政司参院幹事長は19日の記者会見で、派閥の政治資金問題を巡り不記載のあった議員に政治倫理審査会に出席するよう呼びかけた。「政倫審で説明をしていただければいいのではないかと思う。そのうえでしっかりと政治活動にまい進していただくことが望ましい」と述べた。

1〜6月に開いた通常国会で政倫審を政治資金問題の弁明の場に利用した。参院は政倫審に出た議員は3人にとどまり、議決で出席を促した残りの29人は応じなかった。

衆院選では政倫審での説明の有無を公認の条件の一つにした。松山氏は「全員に説明いただいたほうがいいと思っている」とも発言した。

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