石破総理大臣は、今月14日に日本を出発し南米・ペルーで開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議や、ブラジルでのG20サミット=主要20か国の首脳会議に出席し、貿易や投資、地域情勢などをめぐって意見を交わしました。

また、会議にあわせて行った中国の習近平国家主席との日中首脳会談では、建設的で安定的な両国関係を構築していく方向性を確認したうえで、意見の相違がある中でも会談を重ねていくことで一致しました。

さらにアメリカのバイデン大統領や韓国のユン・ソンニョル大統領ともそれぞれ個別に会談したほか、日米韓3か国の首脳会談も行い、連携を確認しました。

一連の外交日程を終えた石破総理大臣は、21日午前10時半すぎ、政府専用機で羽田空港に到着しました。

石破総理大臣は、物価高対策などを盛り込んだ新たな経済対策を決定し、その裏付けとなる補正予算案の編成にあたるとともに、来週召集される臨時国会で本格的な論戦に臨むことにしています。

また、政治とカネの問題からの信頼回復に向けて、年内の政治資金規正法の再改正を目指し各党との協議を行いたい考えです。

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