伊東大臣は21日、就任後初めて北海道白老町にあるアイヌ文化の発信拠点「ウポポイ」を訪れ、アイヌ民族の遺骨が納められた慰霊施設で献花するとともに博物館を視察しました。

このあと伊東大臣は記者団に対し、施行から5年がたったアイヌ施策推進法について「アイヌの人たちに寄り添いながら着実に施策を進めていきたい。対話を重ねながら取り組むことが重要だ」と述べました。

そのうえで「広くアイヌの人たちに意見などを聴く会を開催し、推進法の施行状況などについて検討を行う」と述べ、施策の実施状況を丁寧に検証していく考えを示しました。

また「ウポポイ」については、関係省庁が一体となって展示などの充実・強化を図りたいという意向を示しました。

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