自民党は、22日の総務会で党の役員人事を決定しました。

このうち、食料の安定供給をはじめ、食料安全保障のあり方を検討する総裁直轄の組織「食料安全保障強化本部」を新たに設置し、本部長には農林水産大臣経験者で農政に通じている森山幹事長が就任しました。

また、加藤財務大臣の後任の拉致問題対策本部長に衛藤晟一 元一億総活躍担当大臣、政界を引退した二階元幹事長が務めていた国土強靭化推進本部長に国土交通事務次官の経験がある佐藤信秋 参議院議員がそれぞれ就任しました。

このほか、安定的な皇位継承のあり方を検討する党の懇談会の会長は、引き続き麻生最高顧問が務めることになりました。

一方、財政健全化推進本部など4つの総裁直轄の組織については活動状況を踏まえ、政務調査会の組織に移行することも決めました。

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