拉致問題を担当する林官房長官は24日、鳥取県米子市を訪れ、47年前に松本京子さんが拉致された現場を京子さんの兄、孟さんや鳥取県の平井知事らとともに視察しました。

そして京子さんが自宅から編み物教室に向かう途中で拉致された当時の状況などについて説明を受けました。

このあと林官房長官は記者団に対し「帰りを待ち続ける関係者の気持ちを思うと胸が締めつけられる。時間的制約のある拉致問題はひとときも揺るがせにできない人道問題で、その本質は国家主権の侵害だ」と述べました。

その上で「北朝鮮に対してはこれまでもさまざまなルートでさまざまな働きかけをしてきている。すべての拉致被害者の1日も早い帰国を実現するため、政府の責任において最も有効な手だてを講じていきたい」と強調しました。

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