日本維新の会の馬場伸幸代表は29日、国会内で記者会見を開いた。12月1日投開票の代表選で選出される次期代表について「衆参ダブル選挙になる可能性が高まっている。選挙対策に取り組んで万全の体制で来年を迎えることに力を注いでほしい」と述べた。
衆院選の議席減などを踏まえ、馬場氏は代表選に立候補していない。衆院選で与党が過半数割れした状況を踏まえ「野党側にとって大チャンスが到来している。国会において公約の実現に全力を挙げてほしい」と注文をつけた。
馬場氏は2015年に国政政党「おおさか維新の会」の幹事長に就任し、22年に維新の代表に就いた。「そのときにできることは一生懸命やってきた。みんなが支えてくれた。後悔のない9年間だった」と声を詰まらせた。
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