この中で岸田総理大臣は「生成AIは、世界をさらに豊かにする重要なツールとなる力を秘めていると信じている。一方で、偽情報のリスクといった影の側面とも戦わなければならない」と述べました。

そして、AIは人類全体に影響を及ぼす革新的技術であり、多くの国が共通の認識を持つことが重要だと指摘しました。

そのうえで、49の国と地域が参加して活用の推進と課題の解決に向けたルールづくりを議論する国際的な枠組み「広島AIプロセスフレンズグループ」を創設し、安全に利用できるよう協力を進めていく考えを示しました。

さらに「AIの影の側面と戦うにはこうしたガバナンスの取り組みに加えて、リスクを低減するための個別の技術的措置の積み上げも重要だ」と述べ、偽情報対策としてネット上の記事や広告などに発信者の情報を付与する技術の実用化を支援する意向も示しました。

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