自民党総裁選挙では、原則、▽1回目の投票は、国会議員1人1票の「国会議員票」と全国の党員・党友による「党員票」は同じ票数ですが、▽決選投票は、国会議員が改めて1人1票を投じるのに対し、47の各都道府県連には1票ずつ割りふられます。
自民党の森山幹事長は、8日午後、全国幹事長会議のあと記者団に対し「会議では、総裁選挙の『地方票』の配分の取り扱いについて意見があった。実は、きのう、石破総理大臣と意見交換する中で『決選投票で都道府県連が47票というのはいかがなものか』という話を2人でしたばかりだった」と述べました。
そのうえで「大事なことなので来年3月の党大会に向けて整理することになる。各都道府県の党員の数を考えながら対応していくことが正しいのではないか。また、都道府県連の票が47票でいいのかもしっかり議論しないといけない」と述べ、総裁選挙の決選投票について、現在の仕組みを見直す方向で検討する考えを示しました。
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