自民党旧安倍派に所属し、先の衆院選で落選した衛藤征士郎元衆院副議長は8日、派閥裏金事件を巡る衆院政治倫理審査会に在職時に出席しなかったのは、党幹部の要請があったからだと主張した。「党幹部から『出席を差し控えてくれ』と言われて出席しないとなった」と党本部で記者団に語った。
旧安倍派で今年3月に衆院政倫審に出席したのは一部の派閥幹部にとどまった。他の旧安倍派議員は出席していない。
当時、総務会長を務めていた森山裕幹事長は、衛藤氏の主張について「(2024年度)予算成立の関連があり、各派閥の事務総長クラスが出て説明すればよいとの運びだった」と記者団に述べた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。