衆議院政治倫理審査会で、与党側の幹事を務める自民党の村井英樹氏と、野党側の筆頭幹事を務める立憲民主党の寺田学氏が、11日に会談しました。
この中で村井氏は、収支報告書に不記載があり、野党側が審査会での説明を求めている自民党の衆議院議員15人のうち、10人以上から出席の意向が示され、12日までに審査を申し出る書類が提出されるとの見通しを伝えました。
両氏は申し出の状況を踏まえて12日に改めて会談し、日程や開催形式などを調整することになりました。
自民党の村井氏は記者団に、「あすまでに申し出の書類が提出される予定なので、人数や名前などを確認したい。今の臨時国会で弁明してもらうよう、お願いしていく」と述べました。
立憲民主党の寺田氏は「申し出が出てくれば、来週の中頃には審査会を開いて弁明を聞き、質疑を行うという運びになると思う。非公開の形で行うと疑義が寄せられることは容易に想像がつくので、それを踏まえたうえで本人が判断すると思う」と述べました。
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