石破総理大臣は、地方創生の実現に向けて新たに設置した有識者会議の座長を務める日本郵政の増田寛也社長ら会議のメンバーと、総理大臣官邸で面会しました。
この中で増田氏は「当面人口が減ることは避けられず、人口減少を前提に持続可能な地域づくりを進めていく必要がある」と述べました。
これに対し石破総理大臣は「若者や女性がなかなか地域に根づかず、いろいろな閉塞(へいそく)感もあると思う。そこをどう変えていくかが重要であり、地方を回って意見を聴いてきてほしい」と述べ、さまざまな事例を視察し、必要な方策を提言するよう要請しました。
これを前に有識者会議は会合を開き、地方経済の成長や、子育てがしやすい地域づくりなどをめぐって意見を交わしました。
政府は、有識者会議の議論も踏まえ、年内に地方創生の基本的な考え方をまとめることにしています。
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