自民党大阪府連は、次期会長に青山繁晴参院議員(72)を充てる方針を固めた。関係者が13日、明らかにした。22日の府連大会で承認される見通し。10月の衆院選では候補を擁立した府内15小選挙区で日本維新の会に全敗。府連に所属していない青山氏の起用は異例で、高い発信力を生かした党勢回復を狙う。  青山氏は2016年に初当選し、現在2期目。保守派の論客として知られ、今年9月の党総裁選では立候補に意欲を示した。神戸市出身で、大阪市に事務所を構える。  現会長の谷川とむ前衆院議員は辞任する。青山氏は国会議員による党員獲得数で3年連続1位となっていた。

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